該当者なし
何百通という大量の詩やお手紙を読ませてもらいながら、
村下さんがまだこれほどまでに愛されていることに感激しました。
残されたデモ音源を聞いて、それぞれの人がイメージした世界は
どれも体温が高くて、僕自身も湯あたりしたみたいにのぼせてしまうほどでした。
ほとんどが悲しい歌でした。村下さんがよく使った言葉を駆使して、
ご自分の経験を元にしたものだと思われる哀愁あふれる詩が多かったと思います。
何度も何度も読み返して、最後は優劣を付けることさえためらわれましたが、
心に響いた作品五作を優秀作品として選ばせていただきました。
その中から最優秀作品を特定することがどうしてもできず、今回は
この五作品を同列として選定させてもらえばと思います。
メロディに会わせた詩も多かったんですが、曲を聴いてイメージした詩にも
ハッとするものが多くありました。
今回は本当にたくさんのご応募に感謝しております。
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■13さいみまんのおきゃくさまは、ほごしゃのかたといっしょにおよみください。
言葉が響く伸びやかなヴォーカルと叙情味溢れる作品で、どこか懐かしくロマンチックな世界を歌い続けた村下孝蔵。代表曲「初恋」「踊り子」をはじめ、彼の歌には純粋だが儚く壊れやすい美しさがあり、だからこそいつまでも決して色褪せることなく多くの人に愛され続けている。
本作品は、そうした村下孝蔵の作品から、村下孝蔵のプロデューサーである須藤晃氏によって厳選された60曲を再編して収録。さらに極めて貴重な最初のホールコンサートの音源などを加えた全69曲のCDボックスセット。
まさに、天空から優しく降り注いでくるような心に響く歌声とと共に、日本人が大切にしてきた情景や機微を思い出させてくれる感動的な作品集です。
■発売日:2012年10月31日
■規格:BOXセット、CD 5枚組、通販専用商品
■価格:¥10,500(税込)
■品番:DYCL 1873-1877
Disc1 | Disc2 | Disc3 | Disc4 | Disc5 |
1
またあなたに逢うため この世に生まれてきた
またあなたに出逢えて うれし涙があふれるよ
記憶の深くにねむってる
あなたのぬくもり求め
さがしにきた
あなただけに恋して
あなただけを愛して
何度生まれかわっても
あなただけに恋し
あなただけを愛し
何に生まれかわっても
2
またあなたに逢うため この世にもどってきた
またあなたに出逢えて あふれる涙がとまらない
記憶の深くにねむってる
あなたのぬくもり求め
さがしてきた
あなただけを求め
あなたにそっとふれたい
何度 生まれかわっても
あなただけに恋し
あなただけを愛し
何に生まれかわっても
指先から伝わる あなたの体温を 記憶にやきつけていたいよ
何度生まれかわっても たがいに寄りそって 想いあっていたいよ
君が好きだった朝顔(朝顔)は今日も蒼い空に向かって咲いています。
小さなジョウロで水をあげると、君の方を見て笑っています。
君が好きだった内水の虹は時を短くするような悲しい絵空事でした。
アスファルトにそっと手を置いて、振り向く君はさわやかな目で僕を見ていました。
今年の夏のあさがお(朝顔)は、ひとつひとつの花が
君と僕との思い出を語りかけています。
青い空に浮かぶ雲が流れるように、君と過ごした時は
消えていく遠い過去になっていきます。
君が好きだったあさがお(朝顔)は今日も蒼い空に向かって話しています。
そっと花びらに耳を近づけると、なぜかいつも黙ってしまいます。
君が好きだった陽炎ははかなく消える二人の影絵のようでした。
両手でサンダルを手に持ち、水たまりに映る君の顔はいつも悲しそうでした。
今年の夏のあさがお(朝顔)は、ひとつひとつの花が
君と僕との思い出を語りかけています。
青い空に浮かぶ雲が流れるように、君と過ごした時は
消えていく遠い過去になっていきます。
夜空一面に 散らばった
砂粒のような さみしさを
ひとつふたつと 結んでは
できた星座を 愛と呼んでいた
君こそが花なんだ 麗しき花なんだ
君こそが生きるすべ たった一つの花なんだ
君がもし悲しいとき 僕の目にも涙が滲む
君なしじゃ生きられない たった一つの願いなんだ
青空高く 両手を広げ 飛び立とう
君だけにできることがある きっとあるんだ君だけに
さあ飛び立とう さあ飛び立とう
君だけに見える道 君だけが許された道
誰かのために なれること 頑張れる君がいること
誰かのために 力になれること 愛する君がいること
それこそが君のため 君を支えてくれるのさ
信じあう君たちは きっと希いを叶えるはずさ
信じあおう 僕たちは きっといつか花が咲く
真っ白な花 青い空 愛おしきものたち
僕たちは 出会うために 生まれてきたのさ
さあ 青空高く 両手を広げ 飛び立とう
君だけにできることがある きっとあるんだ君だけに
さあ飛び立とう さあ飛び立とう
君だけに見える道 君だけに許された道
誰かのために なれること 頑張れる君がいること
誰かのために 力になれること 愛する君がいること
それこそが君のため 君を支えてくれるのさ
凍てつく夜空 その身をさらし
あなたは一人 歩いてきた
長いまつげに 闇を受けとめ
月の灯りを ただ頼りに
子どものように ぼくを見あげる
たった一つの 真実のように
あとどのくらい 生きられるだろう
あとどのくらい 越えられるだろう
月よ 夜を 守れ
月よ 夜を
遠く離れて 壊れられずに
あなたの名前 呼んでいた
つながる夜空 見上げる月に
せめて明日を 映しては
子どものように あなたをまとう
たった一つの 永遠だから
あとどのくらい 変えられるだろう
過ぎ去る時を 熱い想いに
月よ 夜を 癒せ
月よ 夜を
子どものように ぼくを見上げる
たった一つの 真実のように
あとどのくらい 生きられるだろう
あとどのくらい 越えられるだろう
月よ 夜を 守れ
月よ 夜を 癒せ
この想いを
冬の日の雨のしずく 頬を伝い落ちていく
冬の日の雨に打たれ 指の先まで冷たくて
まるで私の傷跡 洗い流し去るように
まるで私の心まで 凍りつかせて行くようで
もう一度貴方に出会い 微笑み返す場面から
いつかやり直していけるのならば 私は貴方を離さない
私は貴方の心の全てを 強くつかんで離さない
12年前に別れた夫のことを思い出しました。
たった6年余りという短い時しか過ごせませんでしたが とても楽しく そしてとても大好きな人で 今でも私は あの頃のことを思い出しては 涙することがあります。
私たちは喧嘩別れをしたのでもなく ほかに好きな人ができたわけでもありませんでした。
私が体を壊し 会社を休んでいた時に 彼が私の会社に私をかばうために言った言葉がもとで 彼は自分の会社に居づらくなり 左遷され 二度と私の会社に出入りができなくなり 私たちの関係も壊れていきました。
私さえ体を壊さなければ まだ今でも大好きなまま 二人仲良くいられたのにと悔やまれてなりません。
あのとき 無理をしてでも私が会社に行っていれば 今頃はきっと 楽しい結婚生活が続いていたでしょう。
私たちは同じ人生を共に歩むはずだったのに
12年前に道が二つに分かれてしまい、彼はもう 一人で私の見えないところまで進んでいるのに 連絡さえ取れない彼の姿を 私はまだ必死で探し やり直したいと願っています。
叶うことなどありませんが もし 時が戻せるのなら 12年前のあの時に戻って もう二度と同じ過ちを繰り返さないように ずっと一緒にいられるように 歩を進めていきたいです。
私の前にあるのは 薄れつつありながらも 楽しそうに笑っている彼の姿だけです。
うさぎぼし
深紅に 耀く オリオンの 足元
君の干支だね うさぎ ほら 跳ねている
暖かく 光る 星さ
小さく 儚く 咲いて
あ〜 最後の夜 片寄せ眺め 温もり 伝え 伝えて
あ〜 なぜなぜ 今夜 涙の僕 闇の中に ひとりぼっち〜
広い夜空に うさぎぼし みつめて〜
僕が名づけた うさぎ うさぎぼしさ
君に ささげた この星さ
今夜 胸が 疼く 疼いて
跳べるなら 跳べるなら
このまま 星に 僕も 僕も