THE BAWDIESと初対面も実現!ザ・ハイヴス、5年ぶりの来日単独公演が熱狂のうちに終了!
スウェーデンが誇る世界的ロックンロール・バンド、ザ・ハイヴスの来日単独公演が3月27日、赤坂BLITZにて行われた。前回の来日公演から実に5年ぶりとなる単独公演を一日千秋の思いで待っていた満員のファンで埋め尽くされた会場は開演を待たずして爆発寸前という様相を呈していた。
揃いの細かい刺繍が施されたマリアッチ風の衣装を身にまとい、スタンリー・キューブリックの映画『2001年宇宙の旅』のメイン・タイトルでも知られている、リヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」の導入部を外れた調子で演奏した肩すかしのオープニングSEでステージに現れたザ・ハイヴス。「カモン!」を皮切りに、「ゴー・ライト・アヘッド」や「テイク・バック・ザ・トーイズ」、「1000アンサーズ」など最新アルバム「レックス・ハイヴス」の収録楽曲を中心に「メイン・オフェンダー」や「ウォーク・イディオット・ウォーク」、「ヘイト・トゥ・セイ・アイ・トールド・ユー・ソウ」、「ティック・ティック・ブーム」など往年のヒット曲を交えたセットリストで約1時間半のショーを駆け抜けた。
名人の域にまで達したコール・アンド・レスポンスと流れるような曲構成で時折、日本語を交えながら終始、笑いと興奮に満たされた全16曲のステージだった。
残念ながらオリジナル・メンバーでベースのドクター・マット・ディストラクションは病気療養のため来日はかなわなかったがそんなマイナス要素を補って余りある熱狂のパフォーマンスに観客が一体になって盛り上がりを見せた熱いステージとなった。
またこの日、かねてからザ・ハイヴスを“最強のR&Rバンド”と評していた日本を代表するガレージ・バンドTHE BAWDIESと取材を通じて初対面が実現。ライヴ後にもメンバー同士交流し、2日後に控えたPUNK SPRING2014での初競演への期待を語りあった。
「THE HIVES!とにかく最高過ぎたぜーーっ!!パンクとロックンロールが正面から全力でぶつかり合って爆発しまくったサウンドだよ!!最強のライヴバンドを生で感じることが出来て幸せです!」
--THE BAWDIES/ROY
「THE BAWDIESは“ソウル”の要素をうまく表現したサウンドを持つ最高のガレージ・ロック・バンドだ!PUNK SPRINGで彼らのライヴを見るのが本当に楽しみだよ!」
--The Hives/ハウリン・ペレ・アームクヴィスト
出演ラインナップも既に発表され、同じステージで続けざまに出演することが決定しており、世紀のロックンロール対決の様相を呈している両者の初競演は見逃し厳禁だ。
■最新アルバム情報:
アーティスト名:ザ・ハイヴス
アルバム・タイトル: レックス・ハイヴス
発売日: 2012.06.27
品番:SICP-3538
価格:¥2,310(税込)
■THE BAWDIESオフィシャルサイト
【official site】http://thebawdies.com/
【Getting Better】http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A022100.html