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BOOM BOOM SATELLITES IN LONDON

日本に先駆けてヨーロッパを中心にした海外各国で、評価を受けていたブンブンサテライツ。この11/13(木)と11/15(土)にロンドンでのライブがついに実現!

ソニーテクノでは、いち早くその貴重なライブ映像とレポートをお届けします。



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BOOM BOOM SATTELITESのライブを告知するポスターの前で。

THU.13.NOV.

この日ライブの行われたカムデンの「ファルコン」は、日本で言うとクアトロ、もしくは川崎クラブチッタのようなライブハウスだった。
Dr.マーチンの主宰するライブ・イベントで、他にはファンク・ロック、インディーダンスっぽいギダーバンド「DUST JUNKIES」と、ブレイクビート・バンド「VITRO」が出演。
ライブハウスということもあって、クラブとは違い、オーディエンスは踊り続けるというよりもライブをじっと見守り、終わった後に大歓声といった反応をするところが印象的。
ブンブンは、その日30分くらいのセットを披露し、オーディエンス、プロモーターとも大絶賛のうちに無事終了。
ライブ終了後、そのステージに感銘を受けたVITROが、なんとその場でブンブンサテライツにリミックスを依頼してきたという程だからオドロキ。



ブンブンのメンバーたちもライブバンドとして、自らのルーツ通り、クラブだけでなくロックのフィールドでも受けたという貴重な経験ができたことに、喜びを感じていたみたいだ。

この日のヴィデオ映像が下にあるのでぜひ見てもらいたい。



THU.15.SAT.

土曜は、あの「Metalheaz」の「Sunday Sessions」があることでも有名な「Blue Note」でのライブ。 ここでプレイすることはかなりのステータスがあると言えるだろう。この日は老舗レーベルのアスレチコ・レコードが主宰する、「ATHLETICO RECORD PARTY」というパーティ。

夜の23:00頃には既に入れない人が入り口に溢れているほどの大盛況の中、0:30よりブンブンのライブ・スタート。
一昨日とはうってかわって、クレイジーに踊るクラブ系の人たちが集まっているようだ。 オーディエンスの熱気にあおられて、心無しか、ブンブンの二人もアクションが激しくノっている。計45分ほどの6曲をプレイして終了。アンコールの拍手が鳴りやまない。
終了後、クラブでくつろぐブンブンの二人に興奮して話しかけてくる人たちが後を立たなかった。中でも、「ストーンローゼズより良かったよ!」という言葉が印象的。彼等の立ち位置を再確認できる言葉だった。

クラブとロックとの間のクロスオーバーな音作りを目指しているブンブンが、その両方のフィールドで受けたということ、それがこれからのダンス・ミュージックの方向を示唆しているのではないかとふと思ったのだった。


LIVE VIDEO
LIVE @FALCON 13th NOV. 1997
QuickTime movie 46sec/2.7MB


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